プラセンタ注射のメリットとは

プラセンタは美容や健康のために飲料であったり、化粧品に含まれたりと日常よくみかけますね。
なかでもプラセンタ注射は、厚生労働省が認可する正真正銘の医薬品です。
したがって医師の処方により使用されるので安心できます。

医療用のプラセンタ注射にはラエンネックとメルスモンの２つの製剤があります。
ラエンネックは肝機能障害の治療に、メルスモンは更年期の症状緩和や乳分泌不全の治療に使用されます。
プラセンタ注射は前に挙げた障害以外にも、ホルモンのバランスが整うことで、疲労回復や免疫力アップなどの効果も期待されます。
皮下注射または筋肉注射により効率よくプラセンタを摂取できます。
そのため早く効果が現れます。

プラセンタ注射の原料となる胎盤はヒトが正常分娩したときに排出された胎盤から抽出されます。
医薬品ですから検査や滅菌など安全性には十分配慮されており、これまでにも重篤な感染はありません。
しかし、狂牛病との関連性が指摘された変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の感染の不安が完全に払いきれないために献血が禁止されています。
また、注射を受けるためには医療機関に定期的に行く必要があるため、サプリメントのような気軽さはないですね。
まれにアレルギー反応を示すことがあるともいわれています。
治療目的なら保険が適用され安価ですみますが、美容目的においては保険が適用できないので、費用も高価なものになります。

プラセンタ注射の効果は確かなものですから、医師の診断の下、そのメリットデメリットをしっかり把握して利用したいものです。