魚プラセンタのメリット・デメリットとは？

プラセンタエキスの原料には豚の胎盤が使われる事が多いのですが、魚由来のものもあります。
原料によって成分や安全性が異なるので、選ぶ際は注意が必要です。
魚プラセンタのメリット・デメリットについて解説します。

魚プラセンタは別名を海洋性プラセンタといい、鮭の卵巣膜を原料としています。
しかし、一部の種類を除き魚は胎盤を持たないので、厳密にはプラセンタと呼べるものではありません。
成分や働きは似ていますが、魚プラセンタはあくまで豚や馬等の動物性プラセンタとは別物なのです。

メリットは１８種類のアミノ酸と特有成分のエラスチンが含まれている事です。
エラスチンはタンパク質の一種で、コラーゲン同士を結び付ける事で肌のハリや弾力を保つ働きがあります。
また、動物性プラセンタよりも分子が小さいため体内に吸収されやすいです。
さらに、鮭は回遊魚なので同じ場所に留まるという事がありません。
そのため、海洋汚染の影響を受けにくく、感染症のリスクもないので、非常に安全性が高いのです。

デメリットは成長因子が含まれていない事です。
成長因子は細胞分裂を活性化させる働きがありますが、動物性プラセンタの特有成分なので、アンチエイジング効果に関してはあまり期待できないといえるでしょう。

安全性を一番に重視したい・動物性プラセンタのにおいが苦手・健康維持よりも美肌作りに力を入れたいと考えている方は魚プラセンタがオススメです。