プラセンタの抽出方法に注目

生命を育む器官、胎盤から抽出されるプラセンタは医療面でも美容面でも注目の成分です。
どのような目的で利用するかにもよりますが、商品を選ぶときは、その原材料や配合量が気になるところです。
まずはヒト由来のものか、ブタ、ウマ、ヒツジなどの動物由来のものなのかで選ぶと思いますが、同時に、胎盤からどうやって有効な成分を取り出すのが疑問に思う方も多いでしょう。
実は抽出方法にもさまざまな方法があって、それによって出来上がるプラセンタエキスの質に違いが出てくるのです。

現在、多くのメーカーが利用するスタンダードの方法は酵素分解法というものです。
これは、細胞壁に酵素分解をかけ必要な成分を取り出すというものです。
有効成分の抽出率が高い方法なのですが技術により差が出やすいため各メーカーの腕にかかっている部分もあります。

さらに優れた抽出方として注目されているのが分子分画法というものです。
特殊なフィルターを用いて有効な成分だけを通過させるという抽出方法です。
品質も安定し、大変信頼の持てる方法ですが、そのためこの方法で作られる製品はお値段が少し高めになってしまいます。
その他にも色々な抽出法があるのですが、やり方によっては抽出過程でせっかくの成分を壊してしまったりします。

このように原材料となる胎盤が同じであっても効果に差が出てしまう可能性は大いにあるのです。
プラセンタの製品を選ぶ際には、ぜひその抽出方法にも着目し、信頼のおける商品を選んでください。

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