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プラセンタを摂取すると下痢になる?
「栄養の宝庫」とも呼ばれ、幅広い分野で利用されているプラセンタ。
美容にも健康にも優れた効果を発揮しますが、ごく稀に下痢を起こす人もいるので注意が必要です。
プラセンタと下痢の関係性について解説します。
プラセンタの効能のひとつとして、自律神経調整作用があります。
自律神経が乱れると、腸の蠕動運動や便意を催す排便反射機能が鈍り、便秘になりやすいです。
つまり、自律神経は腸の働きと深く関わっているため、プラセンタはストレス性の便秘に効果的といえます。
ただ、元々お腹が弱い人の場合は必要以上に腸が刺激され、その結果下痢になってしまう事があるのです。
しかし、これは副作用ではなく好転反応によるものと考えた方がよいでしょう。
好転反応とは、薬や健康食品等を摂取した後、体の機能が正常に戻ろうとする過程において一時的に症状が悪化する事です。
あくまでも一時的な反応なので、ある程度の期間を経て体が慣れれば自然と治まります。
したがって、プラセンタを摂取し始めた時期に下痢を起こしたとしても、過度に心配する必要はありません。
摂取する度に下痢を起こす場合は体に合っていない可能性が高いので、量を減らすか使用を中止しなければなりません。
いくら体にいいものでも、人によって合う・合わないが必ずあります。
間違った使い方をして体を壊してしまっては意味がないので、サプリ等は無理なく続けられる事が最も重要なのです。